乳酸菌より効果的な乳酸菌代謝物質について徹底解説!

乳酸菌と聞くと、身体によさそう、効果がありそうといったイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。でも実は、その多くが胃酸や胆汁によって死滅してしまい、腸に届くころにはかなり少なくなってしまうことが近年の研究でわかりました。

そこで今回は、前回お伝え出来なかった乳酸菌代謝物質についてより深く紹介していきたいと思います!

乳酸菌代謝物質とは?

人に優位に働く善玉菌の乳酸菌群が産出する物質総称を「乳酸菌代謝物質」と呼びます。乳酸菌代謝物質も含まれる腸内細菌の存在は今から100年以上も前に細菌学研究者によって発見されましたが、研究が進むにつれ、人の健康に腸内細菌が重要な役割を果たしていることが明らかになっています。

乳酸菌代謝物質は、乳酸菌研究第一人者として世界からも支持されている東京大学名誉教授の光岡知足先生を中心とした研究グループにより、人の腸内に棲む善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など)が常に生産している生体に貢献する物質の優位性が立証、確認されたことを受け、乳酸菌関連企業にとどまらず一般大手企業も参入して開発に力を注ぎ、バイオジェニックス(biogenics)と呼ばれるサプリメント商品として製品化しているのが乳酸菌代謝物質です。

乳酸菌と乳酸菌代謝物質の違い

乳酸菌には、ビフィズス菌などの細胞を生きたまま口から取り入れることを目的としたヨーグルトや乳酸菌飲料などの製品のことをプロバイオティクス、善玉菌の働きをサポートするオリゴ糖や食物繊維などの製品をプレバイオティクスと呼んで、様々な健康補助食品として販売されています。

乳酸菌が健康に良いということは知られていますが、どんなに優れた生の乳酸菌を摂取しても腸に届く前に胃酸や胆汁で大半が死滅してしまいます。また辛うじて生き延びて腸内に届いても外部からの異物として排除されてしまいます。反対に乳酸菌代謝物質は、腸に届きやすく善玉菌群の栄養となり、増殖を助けたり有用な働きをサポートします。

乳酸菌代謝物質の歴史

1989年の第13回世界発明博覧会ニューヨークEXPOにおいて世界最高賞を受賞した京都大学出身の小牧久時博士が発表した乳酸菌8種類を共棲培養させた乳酸菌代謝物質の存在が報告されたことから、乳酸菌研究に対する方向性が一変しました。その後、正垣一義氏によって腸内では乳酸菌と酵母菌がお互いの分泌物を与えあうという共棲培養にあることが釈明され、世界で初めて乳酸菌代謝物質で人が生まれ持っている腸内の善玉菌を飛躍的に増やして活性化させることに成功したのです。

また、乳酸菌代謝物質を(財)日本食品分析センターにおいて食品レベルで分析したところ、アミノ酸や脂質、ビタミン、ミネラル、イソフラボン類や様々な生理活性物質をバランスよく含んでいることが分かりました。

乳酸菌代謝物質の研究が進むにつれ、乳酸菌が腸内で代謝する物質と菌体成分そのものが人の健康に役立っていることが分かってきました。さらにその中には、オルニチンや脳機能に関連するフォスファチジルセリンなどの特筆すべき成分が含まれていることも分析結果から明らかにされました。

乳酸菌代謝物質の効果(まとめ)

〇 乳酸菌よりも腸に届きやすく善玉菌群の栄養となる

〇 善玉菌増殖を助けたり有用な働きをサポート

〇 生理活性物質が豊富に含まれている
(アミノ酸や脂質、ビタミン、ミネラル、イソフラボン)

 

いかがでしたか。今回は乳酸菌代謝物質についてお伝えしました。乳酸菌との違いや歴史からも分かる通り、乳酸菌代謝物質には様々な効果があります。

腸内に棲んでいる善玉菌に栄養となる乳酸菌代謝物質を与え、内面から健康にしてきましょう♪

 

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