人形は顔が命?美肌化粧品は水が命!

今回は“化粧品に使われている水によって美肌が左右する”という、化粧品業界の常識についてご紹介します。

すこし前のテレビCMになりますが、雛人形を飾る時期によくテレビCMで「顔が命の〇〇〇〇~」や「雛人形は顔が命」といったフレーズを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

確かに、雛人形は肌が白くて上品で優しい表情のものが多い気がします。怒った顔やシミやシワが刻まれた表情の人形は、桃の節句には不釣り合いですよね。

雛人形は平安時代から続き、江戸時代には嫁入り道具の一つとして作られていたようですが、今では親が子供の幸せを願い、「健やかに育つように、幸せになりますように」という意味で飾られるようになりました。

雛人形って、穏やかな表情でとってもキレイなお顔は見ていても飽きませんよね、これはひとつひとつ手作りで雛人形師さんが丁寧に作っていて、数週間から数ヶ月かけて作る雛人形もあるようです。

化粧品業界の常識「化粧品は水が命!」精製水で美肌は作れません!

 

さて、私たちの表情はどうでしょうか。生まれたばかりの赤ちゃんの肌はすべすべプルプルだったり、幼児のお顔の例えで「〇〇ちゃんはお人形さんみたい」といったことはありませんでしょうか。

私たちは毎日、化粧品をたっぷり使って理想の肌を目指していますが、「化粧品は水が命」ということを聞いたことがありますでしょうか。

これ、化粧品業界では常識なんですね。

『どんな有効な美容成分を入れても、それらを届ける水が良くなければ意味がありません。』と化粧品開発担当員。

化粧品のパッケージに書かれている「全成分表示」を見てみてください、ほとんどの化粧品の成分表示に「水」と表記されているのがわかると思います。化粧水や美容液、クリーム、洗顔などの化粧品は水の配合がとても多く、そのため水はとっても大切なんです。

しかし残念ながら、化粧品はいわゆる水道水レベルの水にイオン交換樹脂を通したり、不純物を蒸留することでできる「精製水」が使われていることがほとんどです。

いわゆる“純水”ではありますが、美肌に必要な成分も取り除いてしまっています。

せっかく美肌を目指して肌に塗っても、いちばん配合の多い水に栄養素が含まれていなければ、本来の化粧品の効果を最大限発揮するのは難しいかもしれませんね。

美肌の差をつける「海洋深層水」ってやっぱりスゴイ!

 

精製水以外に化粧品に配合されている水では『海洋深層水』があります。

海洋深層水はその名の通り、“太陽光が届かず水深200メートル以深の深海に分布する海水”のことで、ミネラルがとても豊富な水なんです。

全国で10ヶ所以上で取水される海洋深層水。その中でも最南端の沖縄県久米島で取水される「久米島海洋深層水」は、取水施設と化粧品の製造工場が隣接しています。そのため、深水612mから汲み上げられた海洋深層水を外気に触れることなく直接、工場に引き込むことに成功した、化粧品にとってはまさに奇跡の水なんですよ。

 

久米島海洋深層水の5大特徴

 

・清浄性
海面の表層水と隔離されていて、生活排水や産業排水、河川等の影響を受けない、清浄な状態が保たれています。

・浸透性
水圧20気圧以上で約2,000年もの時間をかけて熟成されているため、精製水に比べて水のクラスターが小さいため、肌への浸透性に優れています。

・ミネラル豊富
たくさんの種類のミネラルが豊富に含まれていて、特に保湿性が高く潤いを与えるマグネシウムが豊富です。

・富栄養性
太陽光が届かず、表層水に比べて「無機栄養塩」といわれる窒素、リン、ケイ素など、生物にとって欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。

・親和処方
水深612mから汲み上げ、直接化粧品充填工場に引き入れるので、太陽光に触れず栄養たっぷりで浸透性に優れた化粧品を作ることができます。

 

赤ちゃんのプルプル肌を導いている羊水と似ている海洋深層水のミネラルバランス

 

ミネラルたっぷりの海洋深層水。でもなんでミネラルって美容に欠かせないんでしょうか。
それは、新しい命が誕生するとき、約10ヶ月ものあいだお母さんの母体の中で『羊水』に守られながら生命を維持しますよね。その羊水はミネラルが豊富で、生まれたての赤ちゃんの肌がすべすべプルプルなのも、このミネラルたっぷりな羊水に守られているからなんです。

この神秘な『羊水』やカラダを巡る『血液』のミネラルバランスが『海洋深層水』のミネラルバランスにとっても近いんです。

「海は母なる大地」と呼ばれるように生命が誕生した場所です。その海洋深層水のミネラルが羊水と似ているのは決して不思議なことではありませんよね。

 

コラーゲンが2.1倍!? 美肌化粧品は水が命を実証!

 

美肌成分として有名なコラーゲン。肌の弾力を作るための美肌に欠かせない成分で、通常のコラーゲンは分子が大きいので、肌の内側に浸透することはなかなか難しいと言われている成分です。そのため化粧品では分子を細かくする加水分解法で、肌への吸収力を高める工夫をしています。

美肌に欠かせないコラーゲンですが、線維芽細胞を用いた実験で、

「コラーゲンの生成が精製水に比べて久米島海洋深層水が2.1倍も向上した」という衝撃的な研究データが発表されました。

 

『このデータは、久米島海洋深層水が細胞に活力を与え、コラーゲン合成を促すことで、皮膚のしわ・たるみを防止し、皮膚のエイジングケアに効果を示すことが期待されます』と海洋深層水研究員。

これにより精製水に比べて、海洋深層水が美肌に良いということが実証され、まさに「美肌化粧品は水が命」ということが証明されました。

これからは、魅力的な言葉が並べられた成分だけでなく、ベースとなる化粧品の命“水”にこだわっている商品選びをして、すべすべプルプル美肌を目指しましょう。